最終更新日 2024年2月28日 by ichikk

この記事は以下のような人におすすめです

・USCPAの資格を取りたい
・USCPA資格を取得する難易度はどれぐらい?
・試験内容と試験難易度を知りたい

海外で資格を取得しながら生きていく方法があります。
国内ではそのような生き方をしている人は多いですが、日本人が海外に行きそのような生き方をしている人も少なからずいるわけです。
特にこれから外国の中ではアメリカに住んでみたいと言う人や、既に住んでいる人にとっては、なんだかの資格を取得しておけば強みがあると言えるでしょう。
もっとも、資格があるだけではいけません。
よく、日本でも弁護士等の資格を取得すれば一生食べていくことには問題ないなどと述べる人がいますが、実際はそのような事はありません。
あくまで、資格取得と言うのはその人の選択肢の1つであり、それを取得したからといって絶対的に楽に生きることができるわけではないがです。

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USCPAとは

このように考えれば、海外に行った場合でも同様のことが言えるでしょう。
例えば、USCPAと呼ばれるものがありますが、これは米国の公認会計士のことを意味しています。
日本の公認会計士試験でもそれなりに難易度はありますが、それはアメリカであっても同様のことが言えるでしょう。
これを受験して合格するためには、それなりの勉強が必要になるものの、仮に合格したとしてもそれだけで一生生活が保障されるわけではありません。
やはり、合格した後も、営業行為などをしなければならず、それができない必要はなかなか厳しいと言えるわけです。
すべての人が独立するわけではありません。
将来的に独立する場合には営業行為などをとても重要になりますが、すべての人が独立せずまず会計士事務所に入るとすれば、そこまでの実力がなくても問題ないケースも少なくありません。

ある程度営業能力などを磨いておく必要がある

ただ、将来的に独立を考える場合には、やはりある程度営業能力などを磨いておく必要があります。
営業能力などは、才能などと言われるケースもありますが、1部の人を除いて才能はそこまで関係ありません。
大抵の場合は、才能と言うよりも努力や勉強をした量に比例して結果が出やすくなります。
実際に独立している人でも、すべての人が営業行為に対して強みを持っているわけではありません。
もしこれを取得した場合、海外で営業することになりますので、海外の事情などに精通しておくことが必要になります。
すでに、外国に何年も住んでいる人ならばその国の状況がよくわかります。
特にこの資格に関しては、英語の勉強が必要になるだけでなく、海外の情勢などをある程度詳しいことが重要です。
それ故、海外の事情をよく知っている人が合格するならばまだわかりますが、なんとなく外国の資格でかっこ良いので取得したいと言う人は、その後のことも考えなければいけません。
つまり、その後海外で活躍する場合の営業行為や事務所を開く場合の資金等のことも考えなければいけないわけです。
これを知ることで、結果的により良い公認会計士になれるかもしれません。

アメリカの4年生大学を卒業しておくことが必須

では、USCPAは一体どのようなものでしょうか。
これをある程度理解しておくことで、受験することができるかどうかを知ることができます。
まず受験資格に関しては、アメリカの4年生大学を卒業しておくことが必須になります。
4年生大学を卒業した後、ようやく試験を受験することができます。
ただアメリカの場合は日本と異なり、合衆国の中の州ごとにより規則が異なるわけです。
日本の都道府県と異なり合衆国の場合には、それぞれが独立しているため法律等も違います。
それ故、この試験を受験する場合にも試験資格等が違ってくるわけです。
何が言いたいかと言えば、大学在学中にできないところと大学在学中に受験できるところがあるため、あらかじめそれを調べておいた方が良いかもしれません。
大学在学中に取得しようとしている人でも、それができなければがっかりしてしまう可能性があります。

試験の難易度について

次に試験の難易度ですが、競争倍率などは50%程度と言われています。
これを考えれば、日本の公認会計士になることの方が難しいかもしれません。
海外の弁護士なども同じですが、例えばアメリカの弁護士でも、日本ほど厳しくはありません。
それ故、比較的英語ができれば合格できる可能性は高くなります。
もっとも、やはり人生を左右するものである以上は、それなりに難易度は高くなります。
あくまで日本の試験と比較した場合の話であり、弁護士の試験は若干簡単と言うのであり、試験そのものを見ればそれなりに難しいことが理解できるでしょう。
試験内容に関しては、様々なジャンルがありますが、これは日本においても同様のことといえます。
加えて、実際に試験を受験するとなった場合、気になるのが合格点数ではないでしょうか。
合格点に関しては、99点満点中75点となっています。

まとめ

99点のうち、75点となっていますがこれは年によって変わるわけではありません。
毎年必ず決まっている絶対評価になるわけです。
これを取得して合格するためには、やはりある程度の英語力が必要になるため、全く素人の状態で試験に臨むのは妥当ではないでしょう。