最終更新日 2024年2月28日 by ichikk

恋愛や結婚に興味がなくなっている人が増えている

異性に興味がなく、男女共に同性と遊ぶほうが楽しいと考える人が増えています。
その理由として、恋愛や結婚に興味がなくなっている人が増えていることが考えられます。

数十年前と比べて、シングルマザーやシングルファーザーが増えている時代ですから、恋愛や結婚に永遠はないということを小さいときから目にする機会が増えています。

そのため必ずしも恋人を作ったり、結婚をしなければならないという考えが減ってきている現実があります。
またクリスマスは恋人と一緒に過ごしたいという定番の考え方が、恋人と一緒ではなくても友達と一緒に同じように楽しく過ごせることを知る人が増えたからだと考えられます。

若い人は恋愛や結婚に興味を持っていた時代は、それ以外にはあまり楽しみといえるものがありませんでした。
しかし今の時代では、趣味を極めたり、人と一緒にいるよりも一人で過ごす時間を有効に使いたいという個性を重要視する時期に入っています。

若い男性の性欲も昔と比べるとなくなってきている

友達に恋人ができたから、自分も作らなければならないという考えを持つ人は少なくなっており、他人は他人で自分は自分だと考える人が多くなっているといえます。

恋愛や結婚に興味がないということは、裏を返せば性的なことに興味を持つ人が少なくなっていることを示しています。
特に男性は若いときは性欲が強いとされていましたが、今では現実世界に好きな異性がいなくても、アイドルや二次元の世界で好きな人がいるから問題ないと考えることが多いです。

それだけで欲望が満たされますし、現実世界にいない人を恋愛対象にするのであれば、失恋をすることも傷つけられることもありません。
現代人は、他人との間に適度な距離を持つことが大事だと考えていて、他人のテリトリーに入り込むことを嫌がるだけでなく、自分の中にも入り込ませたくないと考える人が増えています。

日本人の価値観が変わりつつある

恋愛となると心を開かなければなりませんし、結婚することにあれば相手の家族を巻き込んで面倒ごとが多くなります。
そのような面倒なことに気を取られたくないということから、異性と遊ぶよりも同性と過ごす時間のほうが気楽だと考える人が多いといえます。

また日本の風潮として、結婚をしなければ幸せではない、子どもを持たなければ一人前ではないという考え方が根本的に崩れていることも理由になっています。

昔は結婚をしたら専業主婦になる女性が多かったですが、現在では共働き世帯が圧倒的に増えています。
もし子どもが生まれた場合でも、女性は早めに職場復帰をしなければなりませんし、離婚した場合はシングルマザーとして生活が苦しくなることも考えられます。

女性だけでなく男性も、昔のように年功序列型で給料が上がっていくという時代は過ぎ去っていますから、妻子を養うための給料を得るには大変な思いをしなければなりません。

人間関係に波風をたてたくない、平和な考え方を持つ若者が増えた

そのようなことを考えたとき、家庭を持つ大変さと自由気ままに暮らす楽しさを比較して、自由を選ぶ人が増えています。
ただ自由であっても、人間は一人で生きていくことは難しいですし、時には孤独を感じることがあります。

そんな時に重要になるのが、友人です。
友人には同性も異性もいますが、異性であれば恋愛感情を持ってしまったときに、結婚というのがゴール地点になると考えがちです。

そうなってしまうと、自由きままな生活をおくれなくなってしまうので、結婚という地点がない同性の友人過ごすほうが気が楽になるため、同性同士で遊ぶ若者が増えているといえます。

同性のほうが同じ趣味を共有することができたり、思考回路が似通っているので喧嘩をすることも少ないため大きな衝突はほとんど起こりません。
人間関係に波風をたてたくない、平和な考え方を持つ若者が増えたことも原因になるでしょう。